
「善き人のためのソナタ」
この映画の舞台は1984年の東ドイツ。
映画の舞台となった東ドイツという国はどんな国だったかは以下。
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第二次世界大戦を経て、ドイツは米・英・仏・ソの四か国による占領下に置かれた。
しかし、戦後の冷戦構造が固定化されていく中で、この四か国の協調は困難になっていった。
1948年より、東西ドイツ分断は決定的となった。
つまり、1949年9月にドイツのソビエト連邦(ソ連)占領地域に建国され、1989年にベルリンの壁が崩壊するまで続いた国家。
ちなみにソ連の
ヨシフ・スターリンが死去したのは1953年3月。
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旧ソ連の「犯罪的社会主義思想」は、かつては東ドイツに、
そして未だに存続する中国、北朝鮮に波及している。
韓国にだって、親日法という法律があり日本を好きであると罰せられるのだから、それに近いものがある。
媚中外交を続け、やがて中国に飲み込まれる日本に生きる私達の近い未来でもある。
果たして、この映画を観た日本人は、自分たちの未来がココに描かれている事に気づいているのだろうか。
いくつかのレビューを拾い読みしたけれど、そんな不安は微塵も感じられない。
重たい映画だった、とか、シュタージの彼が人間性を取り戻してよかったとか。
大丈夫?日本人。
1949年からベルリンの壁が崩壊する1989年までの東ドイツの国民は国家保安省(シュタージ)の監視下にあった。
10万人の協力者に20万人の密告者がすべてを知ろうとする独裁政権を支えた。
人口は約1600万人。
社会主義がどのように怖いものであるかをまるで体感するように鑑賞した。

あいつが怪しいと目をつけられると、留守中にシュタージに盗聴器まで設置されて、生活の全てを監視されるのだ。
24時間を、二人のシュタージによって監視されることになったのが左の男性。
国家に対する不満をたった一言発するだけで、投獄される。

そのシュタージの一人がこの写真の彼。
この人はとても無口で暗い。が国家に対してはとても誠実な男。
この彼の表情が映画の途中で突然変る。
この微妙な表情の演技力は圧巻。
真に迫るものだった。
ひょっとしたら、
思想の変化とは意外にもこんな一瞬で引き起こされるものなのかもしれない。
国家に対しての不満をもつだけで、犯罪人になる。
現にノーベル平和賞をとった、劉暁波氏は中国では犯罪人として刑務所に服役中なのだ。
今も実際に起きている国がすぐ隣にある。
そんな国との国交を盛んにし、
そんな国に屈する事が何を意味するのか、
何故日本人は想像しないのだろうか。
この映画を全ての日本人に、日本の未来がここに描かれているとぜひ知らしめて欲しい。
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